市内の農家で構成される相模原野菜生産倶楽部(和泉大樹代表)は、新型コロナウイルス感染症の影響でアルバイトが休業するなどして経済状況が悪化した若者に対する食糧支援として、玉ねぎ1トンをはじめ、小松菜や大根などの地元野菜を相模原市に寄贈した。
地域での農業の重要さを知ってもらい、給食の自給率を高めようと活動している同団体。市内学校の給食に玉ねぎを提供していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う休校により、野菜に余剰が出るようになった。そうした中、市が大学生への支援として、毎日食料を提供していることを知りその趣旨に賛同して、寄贈する運びとなった。
6月9日に行われた寄贈式では、同団体から和泉代表はじめ4人が出席。本村賢太郎市長に目録を手渡した。和泉代表は「今後も食を通じて、子どもや若者を支えていければ」と話している。
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