自分の短冊を持つ園児＝７月３日、大島幼稚園
７月７日の七夕に合わせ、大島幼稚園(大島／井村勉園長)で園児たちの願い事が書かれた笹飾りがお披露目され、訪れる人の目を楽しませていた。
笹は、津久井地区にある職員の自宅の庭から採ったもの。学年ごとに計５本用意され、年長の園児たちは「ぴあのがじょうずになりたい」「てつぼうをがんばりたい」など一生懸命直筆で短冊に書き、折り紙で作った飾りと一緒に笹にくくりつけた。それを職員らが保護者にも見てもらえるようにと正面玄関のロータリーにある花壇に掲出。送迎で来園する保護者の中には子どもの短冊を探しスマートフォンで撮影する姿も見られた。
６月１日から全園児が登園再開した同園。園の担当者は「コロナ禍で、日々の園生活がどれだけ特別だったかと身に染みた。しばらくはマスクをつけながらの生活だけれど、これからもたくさんの行事をみんなで楽しみたい」と話した。
