相模原市は6月29日、一般社団法人日本気象協会から防災教育絵本「ぼうさいスイッチ」80冊の寄贈を受けた。
「ぼうさいスイッチ」は今年4月、同協会が公益事業の一環として、園児と小学校低学年向けに制作した絵本。気象情報や周囲の状況をもとに日常生活を避難行動に移すスイッチ(きっかけ)を、児童が理解できるよう、かわいい絵と易しい言葉を使って説明している。同協会はこの絵本を、令和元年東日本台風で大きな被害を受けた全国の被災地10カ所に寄贈。その中でも相模原は一番多い寄贈数だという。同協会の関田佳弘課長は「台風シーズンを前に、家族で防災について考えるきっかけになれば」と話している。
市危機管理局の鈴木伸一局長は「防災は小さいうちから意識を持ってもらうのが一番。防災教育の教材として役立てたい」と述べた。絵本は7月中に、教育委員会を通じて市内各小学校の図書室に配布される予定だ。
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