市は、ふるさと納税に係る諸経費や河川の工事を推進するための事業費など、2020年度の一般会計を5億3900万円増額する補正予算案を、8月26日に開会した市議会9月定例会議に提出した。
ふるさと納税に関する諸経費と積立金には1億1400万円を計上した。ふるさと納税は、今年2月に返礼品として追加した東プレ製コンピューターキーボードが好評で寄付額の大幅な増加が見込まれるため、手数料や委託料を増額。加えて寄付金積立基金や子ども・若者未来基金の積み立てを増額する。
昨年10月に発生した令和元年東日本台風(台風19号)による河川氾濫などで水底に堆積した土砂などを除去(浚渫(しゅんせつ))するため、国が創設した「緊急浚渫推進事業債」を活用し、緊急的に浚渫を行うための予算には、約4687万を盛り込んだ。また、同台風で発生した土砂の仮置き場となっている名倉グラウンド(緑区)の土砂搬出時期が決定し、使用再開の見通しが立ったことから、崩落した進入路の復旧費に2420万円を計上した。
藤野総合事務所の非常用発電機の故障に伴い、更新するための費用として約2217万円、一部が改正され6月に施行された労働施策総合推進法 (パワハラ防止対策義務化)に伴い、第3者である臨床心理士が、ハラスメントを受けていると感じている市職員の相談に対応するハラスメント対策事業費に55万円ほか、国の法改正などに伴う戸籍住民事務運営費などに約1億461万円をあてた。
新型コロナウイルス感染症の影響などにより中止したイベント事業費などは約2729万円減額した。
補正予算案は、9月30日に採決される。
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