相模原市スポーツ協会がこのほど、従業員の健康増進のために積極的に運動を推進する企業としてスポーツ庁から「スポーツエールカンパニー」の認定を受けた。
「働き盛り世代」へのスポーツの実践を促進し、スポーツに対する社会的機運の醸成を図ることを目的に2017年から実施されている同事業。同協会が認定を受けるのは昨年度に続き2度目で、市内では唯一となっている。
同協会は運動する場所を選ばず、負担になりすぎない取り組みを推進している。具体的には、全職員を対象に週に1度行われるミーティングを着席ではなく起立で実施するほか、事務所があるけやき会館4階までの階段の使用を推奨。さらに自転車・徒歩による通勤も促しており、職員の70%以上が毎日実践している。現在も職員同士で取り組みのアイディアを募集するなど、健康増進に向けた運動機会を積極的に取り入れている。
同協会は今後、職員の健康管理に取り組む企業の社会的評価の向上や、スポーツを行う機会が少ない社会人に、親しむきっかけづくりにつなげようと、「スポーツエールカンパニー」の取得を市内企業に広めていきたい考え。総務係長の篠崎泰士さんは「昨年度に引き続き、活動を通じて市内のビジネスパーソンの運動実施率の向上と、職員の健康増進に寄与したい」と話している。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
野菜栽培を体験4月18日 |