相模原市の職員にパワーハラスメントを行っていたとして、相模原市議会から辞職勧告を受けていた石川将誠前議長(南区選出)が3月23日に議長あてに辞職願を提出し、24日の本会議で許可された。
石川前議長は、議長在職中に市の特定の職員に対し、議長室への入室禁止やLINEによる暴言的なメッセージを送ったとされる。
市議会では3月10日に各会派代表者による協議を行い、市がまとめた調査報告をもとに石川前議長にヒアリングを実施。客観的事実や物的証拠などから、「上記のようなパワーハラスメントが行われていたのは、事実と判断せざるを得ない」と結論付けた。また、石川前議長にパワーハラスメントの自覚がないことも確認した。これを受け市議会は、12日に臨時の本会議を開き、石川前議長に対する辞職勧告決議案を全会一致で可決した。
石川前議長は2月28日付で自由民主党相模原市議団を離団。自民党神奈川県連も3月11日に無期限の党員資格停止処分を下している。
石川前議長は文書で、「私自身が大切にしていた職員の方に不快な思いをさせてしまったことに対しまして、改めて深くお詫びを申し上げます」「市民の皆様のために地域の意見、提案を市政に反映することも難しい状況となり、家族や後援会とも話し合い、議員を辞職することを決意しました」などのコメントを発表している。
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