相模原市は1日、2021年度の人事異動を行った。異動対象は1593人で、新規採用は203人。今回の人事は、スポーツ推進課が新設されるのに伴う配置に加え、区政強化を目的とする区政総合推進担当への配置の2つの柱がポイントとなる。
スポーツ推進課は、スポーツを通じた活力あふれるまちづくりの実現に向けた取り組みを市全体でさらに推進するための部署。教育委員会から市長事務部局(市民局)へスポーツに関する事務が移管され、スポーツ・文化担当部長を置くとともに、新部署には33人が配置される。
区政総合推進担当は地域ニーズをより的確に区政に反映するのがねらいで、地域の要望を集約し区局間の調整を担う担当職を1人配置し、区役所機能の充実を図る。
このほか、女性職員の幹部職員への登用として局長級に1人、部長級に1人、参事級に4人、課長級に6人が新たに加わった。これで管理職に占める女性の割合は20・9%となり、19・6%だった前年度よりも1・3%増加した。