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相模原青年会議所 「地域愛」育む絵本を制作 市民桜まつりでも披露

文化

公開:2021年4月15日

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試作した絵本を紹介する相模原JCの廣田さん(左)と長嶋さん=3月19日
試作した絵本を紹介する相模原JCの廣田さん(左)と長嶋さん=3月19日

 シビックプライド(市民の市に対する誇りや愛着/以下、CP)の向上を目的に、公益社団法人相模原青年会議所(飯塚侑理事長/以下、JC)がこのほど、オリジナルの絵本を制作した。

 制作されたのは「さがみはら絵本『なつのおと』」。主人公の子ども2人が夏の相模原のさまざまな名所や行事を巡る話で、豊かな色彩で描かれた親しみのわく挿絵に、いくつもの「音」を表わす言葉が散りばめられている。A4判20頁。

 青年経済人団体として地域発展のためさまざまなまちづくり事業に取り組むJC。組織内に置くCP向上委員会では、昨秋から2021年度の事業検討を進めてきた。当初、今夏に照準を合わせて企画を考えていたが、コロナ禍の影響で通常開催が中止となった相模原市民桜まつりの代替イベントに沿った事業へ急遽方針を転換。意見を交わす中で、絵本制作が委員らに響いた。委員長の廣田静香さんは、「読み聞かせなどを通じて、相模原の魅力を楽しみながら学んでもらえるものにしたかった」と話す。

 題材は当初の構想にあった「夏」を生かすこととし、ストーリーは委員会で検討。ささいなひらめきや、廣田さんの小学生の娘の発想も取り入れた。挿絵は市内に住む多摩美術大学生のグループに頼み、監修を緑区在住で絵本作家の西村繁男さんに依頼した。

 JCでは500冊を製本し、今後市内の図書館や幼稚園、保育園、公共施設などに寄贈する予定だ。委員の長嶋尚紀さんは「絵本を読んで幼少時から相模原を好きになってもらい、その気持ちを大人になっても持ち続けてもらえたら」と語る。

 絵本は4日、市民桜まつりに際しエフエムさがみで人気お笑いコンビ・チョコレートプラネットにより朗読もされた。

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