東京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権が4月3日から10日にかけて東京アクアティクスセンターで行われ、西橋本在住の小堀倭加さん(20)=日本大学3年=が、4日に女子自由形400mを4分6秒34の学生新記録で優勝、9日の800mでは8分26秒67で2位に入り、2種目で五輪代表に内定した。
高校で中長距離へ
小堀さんは、幼少期に奈良県から西橋本へ転居し、小学校1年生の時に相模原ドルフィンクラブで水泳を始めた。旭中学時代に200m背泳ぎで全国2位になると、進学した湘南工科大学附属高校在学中に、恩師・三好智弘監督の勧めで自由形へ転向。中長距離に適性を見出し、ホープとして成長を期待されてきた。
同じ会場で今年2月に行われた「ジャパンオープン2020」では、女子400m・800m・1500m自由形で1位を独占し、200mでも2位に入る躍進を見せた小堀さん。中でも、800mは東京五輪派遣標準記録をその時点ですでに上回るタイムでの優勝で「(代表選考を兼ねる)4月の日本選手権では400m、800mで派遣記録を突破して、五輪代表を内定させたい」と意気込みを見せていた。
東京五輪の代表権は今回の日本選手権で日本水泳連盟が設定した派遣標準記録を突破した上で、各種目の上位2人が獲得することとなっていた。小堀さんは400m、800m共に予選を2位で通過。決勝では後半に勝負強さを発揮してライバルの難波実夢選手と競り合い、2種目で互いに1位を分け合って2人で代表切符をつかんだ。
※4月11日に日本水泳連盟が代表決定を正式に発表。
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