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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その2「骨粗鬆症における骨折の連鎖」について
骨粗鬆症では骨密度の減少や骨質不良により骨強度が低下して、背骨や足の付け根に骨折を起こし易くなることが知られています。
転倒や転落など原因が明らかな場合以外に、特に背骨では外傷歴が不明でいつ骨折したかが思い出せない「いつの間にか骨折」と呼ばれるものがかなり存在します。「骨脆弱性」を背景とし、徐々に腰背部の痛みが増強し腰曲がりが進行するため、体動・歩行が困難となってから初めて医療機関を受診する人も少なくありません。
下位胸椎から腰椎に発生することが多く、MRIやCTで骨折の程度や発生時期を詳しく調べることが治療法を決めるためにも重要となります。また、血液検査で血中Ca濃度や骨代謝に関連する細胞マーカーを測定することも必要です。
背骨の骨折が一ヶ所発生すると、骨折が無い場合に比べ2つ目の骨折発生率が4、5倍増加することが知られています。「骨折の連鎖―ドミノ骨折」と呼ばれ、短期間に腰曲がりが進行し、痛みとともに歩行障害や胃腸障害の原因となるため、骨折の早期発見・治療が非常に重要です。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については5月27日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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