公益社団法人日本青年会議所(以下JC)関東地区神奈川ブロック協議会(坂倉賢会長)が主催し、9月4日(土)に相模湖で行われる予定だった「第49回神奈川ブロック大会津久井大会」は、コロナ禍による緊急事態宣言の延長に伴い、現地での開催を取りやめ、YouTubeライブによるオンライン配信に変更して開催される。
県内21JCが加盟する神奈川ブロック協議会。同大会は、年に1度、県全JCが集うイベントで、津久井JCが主管して行われるのは、1999年に旧津久井町を舞台に開催されのに続き2回目。前回は津久井湖や早戸川、地元の各種施設を舞台にさまざまな催しが行われ、大いに盛り上がった。
22年振りとなる今大会は、相模湖公園や相模湖交流センターなど相模湖を会場に開催される予定で、事前に津久井の魅力を発信する動画をYouTubeで配信するなど、開催に向けてその機運を盛り上げていた。しかし、コロナの影響で8月に緊急事態宣言が発令されたこともあり、8月末に一般の来場は中止することを決定。代わりに大会の様子を事前収録し、その動画をオンライン配信することを決定した。津久井の自然資源の未来へ活かす道を考える「津久井ホンモノ会議」、ICTの発達による未来の働き方やライフスタイルの変容を考えるフォーラム「未来をつくる思考法〜コロナ禍で変わるもの、変わらないもの〜」、神奈川の未来をイメージした巨大ジオラマを作る「ワークショップ」などは、当日YouTubeライブ(神奈川ブロック協議会2021で検索)で視聴できる。
しかし、大会の一つの目玉となる地元の子ども対象にした体験型ブースが多数出店する「ステージプログラム」は、当初相模原JC、相模原商工会議所青年部、津久井4町商工会青年部、法人会青年部などと協力し、実施する予定だったが中止に。他団体と話し合い、コロナの状況を見ながら地元の子ども向けの代替案を検討している。津久井JCの久保武史理事長は「県JCのブロック大会で他団体が参加して行われるのは、一体感のある津久井地区ならではのことだった。自然豊かな津久井の良さを感じていただける機会になればと思っていたので残念だが、面白い内容なのでオンライン配信を多くの人に見ていただければ」と呼び掛けた。
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