本格的な台風シーズンを迎える中、洪水などの風水害の発生に備えて市は、防災行動計画(マイ・タイムライン)の作成をはじめとした災害への対策を市民に呼びかけている。
マイ・タイムラインとは、住民一人一人が自宅周辺の環境や自身の家族構成を踏まえた上で、台風などによる河川水位の上昇などの緊急時にどのように行動するのかを時系列で整理し、まとめた行動計画表。市内各地域でも積極的に普及活動が行われており、自治会に向けた講習会や小学校での作成体験授業などに市職員が赴き、指導にあたっている。
台風や豪雨被害の際に避難する上での判断基準として活用できるほか、「逃げ遅れ」はもとより「避難場所での過密」を防ぐ効果も期待されている。
タイムラインを作成するには、洪水ハザードマップや避難場所の位置を確認する必要がある。そのためにも、市危機管理課の担当者は「各自ハザードマップの確認は大切」と話す。加えてコロナ禍では分散避難も重要となるため、マイ・タイムラインはむやみな避難行動の抑制にもなる。
マイ・タイムラインの作成用紙は市のホームページからダウンロード可能。10月4日(月)から20日(水)にかけて各家庭に配布される「さがみはら防災ガイドマップ」にも掲載されている。
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