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橋本から生まれた子守唄 「子どもたちに残したい」

文化

公開:2021年9月30日

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「相模原の子守唄」を作詞作曲したなおなおさん
「相模原の子守唄」を作詞作曲したなおなおさん

 「橋本生まれ」の子守歌があるのを知っているだろうか。

 作詞作曲を手掛けたのは、緑区在住でピアニスト兼作曲家のなおなおさん。4年前、「大好きなこの地域に子守歌がないことにさみしさを感じ」作ったのが『相模原の子守唄』の前身となる『橋本の子守唄』だった。京王線橋本駅から臨む丹沢山系の雄大な景色を見て、「リニアの開通などでこれから街の景色は変わるかもしれないが、この景色だけはいつまでも子どもたちに残したい」という思いを込めたという。特徴は、元NHK歌のお姉さんの稲村なおこさんによる伸びやかな歌声と、なおなおさんによる優しいピアノ伴奏。3年前には、収録したCDを市立図書館に寄贈。この歌を広めようと、市内でコンサートなどを開催している。そして昨年3月、歌詞を増やし、曲名を「相模原の子守唄」に変えたことで、より多くの人に受け入れられるようになった。

 10月16日(土)にもコンサート「はしもとのうた―こどもたちに残したい橋本の風景―」で演奏する。今回から主催を担当する橋本フリーマガジン「めぐり報」の高城昌孝代表は、「コロナ禍のマスクで表情がわからない大人に囲まれて過ごす子どもたちに、せめて生の音楽に触れる機会を作ってあげたかった」と話す。乳幼児連れでも楽しめるよう、途中入退場可、親子観覧席、おむつ替え・授乳場所もある。

 曲目は「相模原の子守唄」「ちいさい秋みつけた」他。杜のホールはしもとで午後2時開演。全席自由、一般前売り1500円(当日1800円)、小学生500円、未就学児無料。

 問い合わせは【メール】hashimotonouta@megurihou.comへ。

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