2021年度の「土砂災害防止功労者」として、国土交通大臣から表彰された特定非営利活動法人篠原の里(河内正道理事長)が10月28日、相模原市役所を訪問し、本村賢太郎市長に受賞報告を行った。
土砂災害防止功労者表彰は、土砂災害防止に関して顕著な功績があったと認められる個人又は団体に対し、国土交通大臣から表彰される。市内では初めての受賞となる。
篠原の里は、里山で培われてきた文化や伝統を後世に残すため、都市農村間交流事業のほか、地域住民に対し、育児支援や高齢者世帯への福祉サービスなどを行っている非営利活動団体。2019年の東日本台風の際に、地域に根付いた防災拠点としての理念に基づき、同里が使用する施設を自主的に避難場所として提供するとともに避難者を長期間受け入れることにより、地域住民の安全確保や生活再建に努めた。そうした功績が認められ今回受賞した。
報告会の席で河内理事長は「東日本台風の際には、54日間にわたり延べ293人の避難者を受け入れ、居住場所の提供や寝具類の貸出しを行った。今後も、市の防災活動について、地域住民ためにできる限り協力をしていきたい」と報告。本村市長は「本市も引き続き、土砂災害に強いまちづくりを推進していきたい」と話した。
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