最近赤ちゃんの名前を見ても、男の子か女の子か判断できない時があります。性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」というそうです。好きな遊びや行動パターンで、男の子らしい、女の子らしいと口にしてしまうこともありますが、子育て広場では過度に「らしさ」を押し付けないように気を付けています。
子どもにはそれぞれ生まれつきの「気質」があり、「性格」というのは成長するにつれて形成されてくるものです。生まれ持った「気質」はその人の核。成長しても基本的に変わることはなく、環境や周囲の人の関わり方によって、行動パターンが変わってきます。それが「性格」という形で現れてくるわけです。おっとり・おりこう・わんぱく・きくばり・がんばり…気質はさまざま。育児の「困った」も気質によって対応を変えるとうまく解決することがあります。
親自身にもこの気質がありますから、親子で気質のタイプが違う場合には「どうも合わない」と感じることがあります。子育ては親にとって、つねに新たな経験に出会える機会にあふれています。タイプの違う気質の子どもを持ったら、自分の枠を広げて成長できるチャンスだととらえてみてはいかがでしょうか?持って生まれた気質や良い部分を大事にして伸ばしてあげると、それが成長するに連れその子らしい性格=「個性」になっていきます。
これからの時代、学歴などを手に入れるよりも、自分の意思表示がちゃんとできて、人と違った個性を持つ人間に成長する方が重要なのではないかと思います。
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