新リーグのジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン2に所属する三菱重工相模原ダイナボアーズは22日、ホーム・相模原ギオンスタジアムでマツダスカイアクティブズ広島と対戦し、52対25で本拠地初戦を白星で飾り、1000人を超す地元ファンを喜ばせた。
三菱はスタメンから主戦SO(スタンドオフ)のコリン・スレイドを欠いたものの、イーリ・ニコラスが代役を務め、試合に臨んだ。
序盤から三菱のペース。新加入の鶴谷昌隆が左隅へトライしチームを勢いづけると、ロック(LO)のジャクソン・ヘモポ、センター(CTB)のマット・ヴァエガ、ニコラスが次々にトライを奪い、守備でも相手をノートライに抑えるなど隙を与えず、26対6で前半を折り返す。
後半早々に相手にこの試合初トライを献上したがすぐに立て直し、15分には新加入No.8(ナンバーエイト)のディラン・ネルが相手を引きずりながらトライを奪い力の差を見せつけると、同じく新加入のタウモハパイ・ホネティ、2年目のベン ・ポルドリッジのWTB(ウィング)コンビが持ち味のスピードを生かしたトライで突き放す。「チームファースト」の精神を貫く5年目の中心的プレイヤー、マイケル・リトル、4年目でキャプテンのヘイデン ・ベッドウェル=カーティスも力強い突破から得点に結びつけるなど選手層の厚さとチーム力で相手を圧倒。開幕から2連勝を飾った。
試合後の会見で、グレッグ・クーパーHC(ヘッドコーチ)は試合を振り返り、「これで終わりではない。試合から学び、次に生かす」と気を引き締めた。地元ファンに対する本紙の取材に対しては、「コロナの厳しい状況だが、私は地元のファンも皆合わせてチームだと思っている。ファンの皆さんと一緒に昇格を勝ち取りたい」と意気込みを述べ、「今日の試合の応援にも感謝している。これからも皆の力で戦っていきたい」と話し、地元ファンと共に戦う決意をにじませた。
次節は2月5日(土)、ホーム・相模原ギオンスタジアムで釜石シーウェイブスRFCと対戦する。正午キックオフ。
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