このほど第89代津久井警察署長に就任した 蛭田 正志さん 城山在住 59歳
市民の目線に立ち行動
○…これまで、県内各署で振り込め詐欺などを取り締まる生活安全課をはじめ、警察大学校の教授や県警本部の仕事など、さまざまな部署を転々とし、今回が初めての署長就任となる。「津久井には就任を機に初めて訪れた。人と人とのつながりがとても強く地域の犯罪抑止力がとても高い地域だと思う」と穏やかに語る。「そのつながりの中に警察も入り、連携していきたい」と思いを込める。
○…横浜市金沢区出身。警察の道を志したのは高校生の頃。「社会のために奉仕できる仕事に就きたい」と考え、その時真っ先に浮かんだ職業が警察官だった。高校卒業後すぐその道へ。訓練は過酷だったが、「一日一日を大切に過ごしたいと思って頑張った。同期が頑張るのを見てそれ以上にやってやろうと無我夢中だった」と当時を語る。
○…家族は妻と社会人の2人の娘。今は単身赴任中で「たまにメッセージアプリを使ってやり取りをしています」と顔をほころばせる。趣味は最近始めたウォーキング。「先日は陣馬山に登った。緑区は他にもハイキングコースが多いのでこれから歩くのがとても楽しみ」と声を弾ませる。趣味の中にも、仕事への情熱は溢れ出ている。「管内の事をもっと知るために趣味を楽しみながら町を知り、災害の際に危険になるであろう場所や避難経路のチェックも行っていきたい」。
○…就任時に署員に向けて呼びかけた言葉がある。「市民の目線に立って行動して欲しい。我々警察は市民の安全のために存在している」。警察官となってからずっと心に持ち続けてきた信念だ。高校時代に描いていた思いは今も消えることは無い。「社会のためになる仕事」をこれからも体現していく。
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2022年6月16日号
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