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やまなみ温泉 老朽化で改修工事へ 5月末まで営業 再開は来春

社会

公開:2022年5月12日

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四季折々の自然を楽しめる露天風呂
四季折々の自然を楽しめる露天風呂

 相模原市立藤野やまなみ温泉(牧野4225の1)が6月1日(水)から改修工事のため、約10カ月の休館に入る。工事前の営業は5月31日(火)まで。名久井孝昭支配人は「お客様の要望や声に、できる限り応える改修になれば」と話す。

 やまなみ温泉は1997年4月28日、牧野中学校の跡地にオープン。地域に憩いの場を提供してきたほか、市外からも多くの人が訪れている。

 名久井支配人によると、2006年に2週間程度の改修工事はあったが、10カ月に及ぶ大規模な改修工事は初という。今回の改修の大きな理由の一つは施設の老朽化。「オープンから25年が経過し、エアコンの効きが悪いなど、お客さまからも施設の劣化に対するご意見が増えてきた」という。改修するのは外装、内装のほかにボイラー、ポンプ、空調設備など。凹凸のある駐車場も整備する。「基本的に規模はそのままで、今の時代に合わせた形にするための工事。25年経ったが、開館当時の新しさが戻ると思うと楽しみ」と名久井支配人は説明する。

魅力は露天風呂

 やまなみ温泉は、里山の山々が連なる小高い丘の上に位置する。源泉をそのまま使用しており、露天風呂、内風呂、水風呂、サウナを楽しめる。名久井支配人は、「開放感のある露天風呂は周囲の山並みを目線から望むことができる。四季折々の自然を満喫できるのが魅力」と太鼓判を押す。成分についても「硫酸塩泉、高アルカリ性の泉質で効能が広範囲なのが特徴」と続ける。

 開館当時のやまなみ温泉は、藤野町の町営だった。相模原市が政令指定都市に移行する3年前の2007年から、株式会社牧野地域振興協議会が管理、運営を引き継いだ。同社は、温泉運営のために地元住民ら約110人が出資した法人。現在は相模原市まち・みどり公社とともに管理、運営している。

 名久井支配人は「改修工事のため5月いっぱいで一旦営業を終了します。皆様にはご迷惑をおかけしますが、再開の日にはぜひお越しいただければ」と話す。なお、再開は23年の4月1日を予定している。

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