昨年の夏の大会3回戦、私立の強豪・相洋を相手に4点を逆転されサヨナラ負け。最後にマウンドに立っていたのは今年のエース関戸輝(ひかる)投手。そしてライトを守り、先輩の夏が終わる瞬間を目の当たりにしたのが大山泰樹主将だった。
「私立は個々の力が強く壁を感じた」と2人は口を揃える。「先輩ともっと野球がしたかった。この雪辱を自分たちの代で晴らしたい」と大山主将は熱い思いを語る。夏の大会が終わったその日に練習を始めた。
関戸投手は課題だったコントロールに磨きをかけ、球速を上げるため下半身強化に励んだ。結果ストレートは昨年と比べて10キロ向上し、最速135キロを誇る本格派右腕に成長。大山主将は、秋から冬にかけて体重を10kg増やしホームランを量産。高校通算10本塁打の頼れる主砲となった。
「先輩達が果たせなかったベスト16以上へ。先ず初戦を全力で戦いたい」と大山主将。絶対的エースと主砲。戦力が揃い、リベンジに燃える城山の視界は良好だ。
このコーナーでは、第104回全国高校野球選手権神奈川大会に出場する緑区内のチームの注目選手を3週にわたり紹介します。
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