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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その16骨粗鬆症の原因
骨粗鬆症は、骨の強度が低下する病気です。骨粗鬆症には、原発性と続発性の2つがあります。
原発性骨粗鬆症とは、原因となる明らかな疾患がなく、主に女性ホルモンの低下や加齢によって引き起こされます。骨粗鬆症全体の約9割を占め、一般的に言われている骨粗鬆症がこれです。
健康な骨の維持には骨の形成や吸収といった代謝のバランスが鍵となります。加齢に伴うビタミンDや副甲状腺ホルモンのはたらきの変化により骨代謝のバランスが崩れていきます。
さらに女性の場合、閉経や加齢により、骨の分解を抑制するエストロゲンというホルモンの分泌が急速に低下します。その結果、骨の形成が吸収に追いつかなくなり、より骨を壊す方向へと傾きます。
続発性骨粗鬆症は、特定の病気や薬の影響によって起こります。甲状腺機能亢進症やクッシング症候群などの内分泌疾患、胃切除や吸収不良症候群など栄養に関連した疾患、ステロイドなどの薬剤、糖尿病などの生活習慣病、先天性疾患などさまざまな原因が挙げられます。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については7月28日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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