橋本に本社を構える創業109年の地元葬儀社・株式会社永田屋(田中大輔代表取締役)は6月24日、相模原市社会福祉協議会に8万7901円を寄付した。
同社は、5月に富士見斎場(中央区)で人形供養祭を開催。その際の供養料を、社会福祉に役立てて欲しいと全額寄付した。田中社長は「地域でも人形の最後の取り扱いに困っている方が多く、人形供養は問い合わせが多い。コロナ禍でなかなかイベントができず、地域に貢献ができないなかで、今回は開催できて良かった」と振り返る。「当社はお客様、社員、地域の三方良しの気持ちでやっている。地域の社会問題の解決に使われるのは嬉しい」と話した。社協の田中敦子緑区事務所長は「高齢者のひきこもりや子どもの貧困など、地域課題の解消に向けた活動費に充てさせて頂きます」と寄付に感謝した。