交通事故防止に寄与したとして3月15日、県立橋本高校(橋本/平田智則校長)の吹奏楽部に対し、相模原北警察署(八木秀夫署長)から感謝状が贈られた。
同部は2015年の秋、アリオ橋本で行われた北署主催の交通安全運動のキャンペーンで、初めて演奏を披露。以来、毎年春と秋のキャンペーンに継続的に参加し、音楽を通して市民の交通安全意識の向上に貢献してきた。同部は3年前にも感謝状を授与されている。
この日、同校の音楽室で行われた贈呈式で八木署長は、北署管内の交通事故が前年に比べ減少傾向にあることにふれ、「署員が『気をつけましょう』と呼びかけるだけではなかなか耳目を集められない。橋本高校吹奏楽部の参加により、成果が表れていると感じる」と部員らに謝辞を贈った。
1日に卒業式を終えた3年生は、30日に杜のホールはしもとで行われる定期演奏会までは同部で活動するため、この日は1年から3年まで揃って表彰を受けた。八木署長から感謝状を手渡された前部長の小泉真由香さんは、「アリオなどで大勢に足を止めて聴いてもらえてうれしかった」と活動を振り返り、現部長の菅野友結さんは「毎回良い演奏ができれば、橋本高校にもっと声をかけてもらえると思う。どの演奏会でも聴く人に楽しんでもらえるよう笑顔を忘れずに活動していきたい」と話した。
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