動画共有サイト『ユーチューブ』を活用して、城山の観光スポットや名店などを発信する「しろやまTV」が好評を博している。仕掛けたのは城山商工会青年部(松本夏樹部長、部員29人)。昨年5月から配信を開始。「番組を観て、城山の良さを少しでも多くの人に知って頂きたい」と同部は期待する。
この事業は、世界最大の動画共有サービスである『ユーチューブ』を使って、他の地域から訪問客を呼び込み、地域活性化につなげることが目的。昨年春、城山商工会青年部が、地元青年経済団体ならではの新しい試みを模索していたところ、視聴ターゲットが比較的若いユーチューブに、城山の良さを投稿することを発案。昨年5月から定期的に配信を開始したところ、少しずつ視聴者も増え「私の店も取り上げて欲しい」「面白いスポットがあるから紹介して」などの声が聞こえるなど、現在は他地域のみならず地元住民の中にも浸透してきているという。
これまでに投稿したのは37番組。番組はレポーターやカメラマン、制作など、全て部員たち自身が担当し、これまで、地元にあるお勧めの飲食店の紹介の他、城山ダム、峰の薬師、津久井湖城山公園、津久井湖記念館などの観光スポットや小倉橋のライトアップ、津久井湖湖上祭、初日の出など季節ごとのイベントなどが紹介されている。
事業開始から約1年で視聴回数は約1万回。4月の津久井湖さくらまつりでは、ブースに都心部から訪れた30代くらいのカップルから「毎回番組を楽しみにしています。これからも期待しています」などの声もかけられたという。松本部長は「ユーチューブで飲食店や自然豊かな街並みを紹介する事で、一人でも多くの方に城山に足を運んで頂きたい」と話した。
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