7月17日から22日にかけてイタリアのイブレアで開催される「2018ICFカヌースラロームジュニア&U23世界選手権」の、U23の部に川尻出身の小島大地さん(22)=三重県体育協会=が、ジュニアの部に川尻在住の斎藤康祐さん(16)=相模原市カヌー協会、橋本高校2年=が、日本代表としてそれぞれ出場する。道志川の三ヶ木地域に整備された、地元のカヌーコースを拠点に練習に励んできた2人が揃って世界の舞台を踏む。
両選手が出場する「スラローム」は、250m〜400mの急流に設置された18〜25個のゲートを決められた順序で通過し、その技術と所要時間を競うもの。「カヤック(K)」「カナディアン(C)」の2種類があり、2人が出るのはカヤック。
小島さんは、4月に代表選考会と日本選手権を兼ねて富山県で行われたNHK杯全日本競技大会で、23歳以下のトップとなった。また、斎藤さんは昨年10月に岐阜県で行われた全日本ジュニア選手権大会で優勝し、出場権を獲得していた。世界選手権へは小島さんが高校時代にジュニアに、一昨年U23に出場。斎藤さんは昨年ジュニアに出場している。
2020年東京五輪出場を見すえ、小島さんは「今年、来年の国際レースが勝負どころ」と位置づける。斎藤さんも「今夏にどれだけ自分を追い込めるか」と、ともに今大会にかける思いは強い。前回出場時は2人とも予選敗退。小島さんが「前回(2年前)は悔しい思いをした。予選通過は最低ライン」と話すと、斎藤さんは「(初出場だった)昨年は右も左もわからないまま負けてしまった。今年は決勝に残りたい」と意気込みを語った。
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