橋本に設置されるリニア中央新幹線の神奈川県駅から、鳥屋地区に建設される関東車両基地までの回送線の旅客化を求めて昨年8月に発足した「リニア中央新幹線関東車両基地回送線の旅客線化を求める市民協議会」(関戸昌邦会長)の活動報告会が9月1日、緑区内で開かれた。
当日は地元商工会や国県市議会、観光協会、自治会、財産区、市などから約30人が参加。あいさつに立った関戸会長は「車両基地ができるのであれば、回送線を旅客化し地域活性化につなげようという趣旨のもと会を立ち上げ、様々な方から賛成の声をいただいた。発足したことで意識が高まってきたと思う」と一年の経過を報告した。
収支報告に続いて、今後の活動について話し合われると、「いざ車両駅ができた後に、まちをどう発展させていくのか、はっきりした計画が必要では」などといった意見が参加者から出された。また、旅客線化の実現に向けては「地域の盛り上がりが重要」という認識が確認された。
閉会後、関戸会長は「地域の方々への周知と会員の輪を拡大していくことが今後の課題」と語った。また、今後は話し合いの場を増やし、陳情や署名活動などによる行政への働きかけも模索する。
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