「はしもとオータムフェスティバル〜手をつなぎ輪を広げよう」が10月25日(木)、杜のホールはしもと(ミウィ橋本7階)で開催される。地域の小学生に設備の整った大ホールで歌う機会を提供するのに加え、橋本公民館利用者の発表の場も合わせたこの試み。橋本公民館(伊藤孝久館長)が初めて企画したもので、同館では「継続的に実施し、地域を代表する秋の芸術イベントにしたい」と期待する。
橋本公民館は2011年度から、同館の利用者で構成する「橋本公民館利用団体協議会」との共催で、橋本地域の橋本・旭・宮上の3小学校の4年生の代表を招いて、合唱と地域の音楽家が競演する「秋のコンサート」を橋本公民館やソレイユさがみなどで行ってきた。
一方、市内小学校では、同時期に各区で「小学校連合音楽会」を16年度まで行っていたが、17年度から各中学校区域での開催に変更。開催規模が細分化されたことにより、大きな会場から、地域の小学校体育館などでの開催が主流となっていた。
そうした中、橋本公民館が3小学校に、橋本地区で最も大きく、整った設備を持つ「杜のホールはしもと」で音楽イベントを開催することを提案。3小学校も快諾し、杜のホールはしもとを運営する(公財)相模原市民文化財団の協力も得て、今回「秋のコンサート」を発展させた形で、学校行事を実施する運びに。さらに、同館利用者の発表の場を同時に設定し、規模を拡大して「はしもとオータムフェスティバル」を実施することとなった。
25日(木)は午前10時から午後4時まで、午前・午後の2部制で実施。午前の部は、一般開放はないが、橋本・旭・宮上の3小学校4年生の合唱と同館で活動する2サークルが競演。ハーモニカ、合唱指導なども行われる。
午後は同館で活動する8サークルがマジック、合唱、ダンスなどを披露。こちらは一般に公開する。伊藤館長は「地域でつながっている学校、公民館利用団体、ホールが心を合わせて行うイベント。橋本文化のブランドとして成長することを願う」と話す。問合せは、橋本公民館【電話】042・771・1051へ。
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