第4回つくい湖湖上祭の実行委員長として祭りを先導する 高橋 研吾さん 牧野在住 38歳
「区民祭りとして定着を」
○…11月18日(日)、午前10時から午後6時まで、津久井湖城山公園水の苑地で開催される「つくい湖湖上祭」。メインとなる花火は、午後5時35分から1500発が打ち上げられる。「将来的には5000発を目指したい」と話すが、打ち上げにかかる費用はほとんどが地元企業からの寄付によるものだ。感動的な音楽をバックに流しながら、花火を打ち上げるスタイルが浸透してきた。「初冬の津久井の山々を背景に、打ち上がる花火は幻想的なので、ぜひ来場を」と呼びかける。
○…「8月のさがみ湖湖上祭に並ぶイベントに成長させ、緑区を代表する祭りにしたい」と4年前に始められた祭りも、開催までちょうど1カ月。6月から十数回と会合を重ねて準備を進めてきた。「9部会が各々目標を持って動いてくれている」と感謝を示す。今年は「子どもからお年寄りまで楽しめるイベントに」と、建築や消防など職業体験ができるブースのほか、地元飲食店や地場産の特産品が多数設置される。「”津久井”の名を目にする機会が少なくなり寂しさを感じる。イベントを通じて、その名を少しでも残したい」
○…藤野生まれの藤野育ち。両親と妻、1男2女に恵まれ、父親が経営する(株)高橋林業に勤務する。「昔より津久井の山はかなり整備されてきた。山と湖は連動しており、山林の整備は水源地に暮らす我々の役目」と地元への強い思いを話す。
○…「世代間交流だけでなく、障害者とも交流できるイベントにしたかった」と、祭りの中で津久井JCの事業として、パラリンピックの競技にもなる障害者スポーツ『ボッチャ』の体験会なども行う。「将来の津久井地域の担い手である子どもたちに、共生する社会を体験してもらえたら嬉しい」と話した。
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