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さがみはら緑区版 公開:2018年11月22日 エリアトップへ

「2018年度(第25回)日本グランドシニアゴルフ選手権」で優勝した 石井 重次(じゅうじ)さん 中央区上溝在住 73歳

公開:2018年11月22日

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一生できる、それがゴルフ

 ○…怪我をおして出場し、エージシュートまで叩き出し、70歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一の座を3度目の挑戦にしてついに掴んだ。「あまり実感がないんだよ。ゴルフ(のプレー)が終わったなあという感じ」と勝利の瞬間をこともなげに振り返りながらも、取材中にあちらこちらから祝いの花やメールが届くと、照れくさそうに相好を崩した。

 ○…祖父が興した上溝にある丸崎ゴルフ練習場の運営会社「丸崎ゴルフ(株)」代表。創設メンバーである市ゴルフ協会では理事長を、県ゴルフ協会では副理事長を務める。長女の真由美さんはプロゴルファーとして活躍中。自身も23歳の頃に友人の勧めでゴルフを始め、アマチュアプレーヤーとして数々の大会で実績を残してきた。ゴルフ普及に長年尽力してきたことから、このたび市政功労表彰者としても名を連ねた。

 ○…上溝小学校、上溝中学校、相原高校の卒業生。16代にわたり上溝に続く家柄で、以前には自治会役員や農協の地区組合長なども務め、寶光寺(ほうこうじ)の護持会にも代々携わる。4人の娘はそれぞれに巣立ち、最近は孫とのふれあいと土いじりが余暇の楽しみだ。ゴルフは月に4、5回ラウンド。「少し打てば感覚が掴める」とはさすが熟練の言。

 ○…「すぐに上達するスポーツではないし、用具やプレー費が高いイメージもあるのかな」。若者のゴルフ離れ、競技人口の減少は悩みの種だ。ゴルフの規則は2019年から改められ、細かな罰則が無くなって、より親しみやすい競技になる。「ゴルフは生涯スポーツ。何歳になっても楽しめる」とその魅力を語り、「歳を重ねればみんな始めるんじゃないかと思うんだけれどね…」と期待を込める。そんな自身はというと、まだまだ来年も優勝を目論んでいる。

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