市消防局はこのほど、2018年の救急出場件数、および搬送人員数がともに3年連続で過去最多を記録したことを発表した。
出場件数は前年に比べ、1,625件増の37,498件。1日平均103件で、14分に1回の割合で救急車が出場している計算となる。搬送人員は33,157人(1,153件増)だった。
出場理由として最も多いのは「急病」(63.8%)で、「一般負傷」(12.8%)、「転院搬送」(8.4%)などがそれに続く。出場件数などが過去最多となった原因として市消防局は、「昨年は猛暑日が続き、熱中症の疑いで救急搬送された高齢者が多く、7月の出場件数が極めて多かったことが一因」と話している。
一方、病状に緊急性がなくても「交通手段がない」などの理由でタクシー代わりに救急車を呼ぶ事例もあることから、市消防局では適正利用を呼び掛ける。救急車を呼ぶ際の基準として、症状の緊急度を判定する救急受診アプリ「Q助」などの利用も推奨しており、市消防局は「救える命を救うためにも、引き続き救急車の適正利用などについて啓発していく」と話した。
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