町田市は15日、東日本大震災で未曾有の被害を受けた岩手県陸前高田市に職員を派遣し、長期的なサポートができるよう現地を視察した。多くの町田市民や団体から支援するよう要望があった。(中面に大震災関連記事)
陸前高田市長の戸羽太市長は、青年期を町田市で過ごし、鶴川若竹幼稚園、鶴川第四小学校、鶴川中学校、町田高校を卒業した。そのような縁があって、町田市民や団体から「何かできないか」という要望が町田市に多く寄せられていた。
町田市は陸前高田市への支援を現在、都道府県レベルで行っている支援とは別に行う予定で、「一過性の支援ではなく、長い間支援できることを検討していきたい。陸前高田市の要望を聞きながら可能なことをやっていきたい」と話している。
今回現地を視察したのは防災安全課長、経営改革室長ら4人。戸羽太市長とも会い、「町田市が提供できる支援と陸前高田市が必要とする支援をすりあわせていくことなどを話し合った。食料などは日によって豊富なときと底をつくときがあることも分かったので、保存できる食料を備蓄品から放出できるかも検討している。大事なことは長い期間での交流で、3〜5年など数年単位を考えている」と話している。
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