市内でも陸前高田市への支援活動が高まる中、町田天満宮(池田泉宮司)からも支援の輪が広がっている。池田宮司は岩手県の友人からの要請を受け、脱臭炭を町田で販売、売り上げ全額を陸前高田市へ義援金にするというものだ。
池田泉宮司の友人は、岩手県の岩手郡江刈内で燃料店を営んでおり、以前から陸前高田市で焼いた炭を脱臭炭として販売していた。しかしこの震災で被災地での販売経路や販売拠点が確保できなくなってしまったことから、池田宮司に相談。4月から町田天満宮で、5月よりぽっぽ町田で販売する運びとなった。
脱臭炭は現地で綺麗にパッケージ化され、袋に入れられた形で町田へ送られてくる。現地では炭を入れるカゴや飾り物の入手が難しく、池田宮司自ら町田で購入し友人へ送っている現状だ。脱臭炭は”一個千円以上”で販売され、全額が陸前高田市への義援金となる。売り上げは月末にぽっぽ町田とまとめられ、先月末、すでに陸前高田市の防災課へ送ったという。
池田宮司は「友人との繋がりからこのような支援の方法をとらせてもらっている。市内で販売する場所や機会も検討しながら継続的に行なっていきたい」と話し、この活動は当面一年間は続けていくという。
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