町田第五小学校(宮島 徹校長)で20日、災害時の対処法などを体験してもらおうと、「避難所体験〜体育館に泊まるってどんな感じ?〜」が開催された。当日は児童ら22人に加え、身近な材料で避難所を設営すべく東海大学建築学科の講師、学生やスタッフら総勢30人ほどが体育館に泊まった。
当日は同小学校の体育館が避難所となることを想定し、児童らが一晩過ごす体験を行なった。その際、避難所となる体育館で一人ひとりが居場所を作りやすく過ごしやすい場所となるようにと、東海大学非常勤講師で市内に建築設計事務所を構える富永哲史さん(玉川学園在住)と同大学生が設営を担当。「ダンボールの森」と題したテーマに沿って、ダンボールを高さ4メートルほどに組み合わせ木に見立てた。「体育館はパーソナルスペースが作りにくい場所。子どもたちが森の中にいる感覚で過ごせるよう工夫しました」と富永さん。
また使用した素材をダンボールにしたのも、災害時を想定してのこと。「ダンボールは比較的用意しやすく、身近なもの。今回も実際地域のスーパー等に協力頂き用意しました」と話していた。
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