東日本大震災から約6か月。マスメディアの報道量も減り、ボランティア数も夏休みがあったもののゴールデンウイークをピークに減り続けている。このまま、「そういうこともあったね」と風化してしまうのか。関心は自分たちに関わる放射能汚染だけになってしまうのか。震災以降、自分たちができる支援を考え、今も続けている活動を紹介。
都立成瀬高校ボランティア部は「自分たちで働いて得たお金を被災地に届けよう」と野菜や花の苗を育て、アクセサリーを手作りし、それらを販売し収益を義援金として被災地に送った。資金だけなく、9月下旬に被災地でボランティア活動を行なう。事前にハンドマッサージや肩たたきを学び、老人ホームで実践も行ない、被災地でのボランティアのために準備している。「被災地のお年寄りの方と笑顔で話せるきっかけにしたい」と話す。
先輩 頑張って
岩手県陸前高田市の戸羽太市長の後輩たちも応援を続けている。戸羽市長が卒業した町田市立鶴川中学校では、生徒会が中心となって生徒全員で千羽鶴を折った。現在、先輩に届けようと最終作業に入っている。今後も、生徒会、教職員が中心となり支援方法を検討していくという。「相手に迷惑にならず、自分たちができることを継続的に」と考え、被災地とも連絡を取り合っている。
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