「原発を考える会・玉川学園」(大池成代表)による公演&交流会が18日、玉川学園文化センターで行なわれた。
当日は60人程が集まる中、明治大学名誉教授の藤井石根氏(工学博士)が公演「放射能のいろは」をテーマに放射能が人体に与える影響などを話した。
交流会には「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の椎名千恵子氏が参加し、福島第一原発の放射能事故による福島県内での取り組みや直面している現実などを説明した。椎名氏は「『避難すべきか、留まるべきか』と放射能に対する考え方の違いで、地域だけでなく、家族が分断してしまっている」と福島での深刻さを訴えた。また、放射能から子どもたちを守るため尿検査の実施や食品の放射能検査などを行なっている様子を説明した。
椎名氏は「皆さんが福島のために何をしていいか分からない時は、まず知識を取り入れて欲しい。そうすれば、どうすればいいかが分かると思う。そして小さなことでいいので具体的な目標を持って行動してもらえれば」と呼びかけた。
同会は、玉川学園地域の放射線量の計測や勉強会などを定期的に行なっている。詳しくはhtt://genpatuwokangaerukai.jimbo.com
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