原子力発電所計画で住民の生活が翻弄されている山口県上関町祝島の暮らしを描いた鎌仲ひとみ監督(=写真・玉川学園在住)作品ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会があす23日(祝・金)、まちだ中央公民館(109ビル7階ホール)で開催。町田・生活者ネットワーク、生活クラブ運動グループ町田市地域協議会共催。
映画のテーマは「持続可能な社会と暮らし」。自分たちの生活が環境破壊につながるというジレンマに直面し、このジレンマを解く道を、脱原発を決め、CO2を削減しながら持続可能な社会を目指しているスウェーデンと、自然や文化、生活を守るために立ち上がった祝島の人々を描いた作品。
鎌仲監督は「社会を変革するエネルギーをシフトする、その現場で私たちと同じ、一人ひとりの生身の人間が矛盾と格闘しています。そこに必要なのは、これまでの持続可能な文明からの発想の転換です。価値がひっくり返る考え方です。一見、非力で無力と思える、私たちと同じ個人、その一人の人間がどのようにこの大きな仕事に取り組んでいるか、本質的な問題に切り込んでいきたいと思います。これは旅する映画です。日本とスウェーデン双方で新しいエネルギーを模索する人々や地域と訪ねることによってそこに風を通したい」。
上映は昼夜2回で、10時〜12時15分(保育有、要申込)と、18時半〜20時45分(保育無)、30分前開場。チケット代は前売り1000円、当日1100円、学生500円、中学生以下無料。
チケット予約申込み・問合せは【電話】042・729・2296町田・生活者ネットワークへ
上映会当日の問合せは【携帯電話】090・3681・9918担当者へ
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