FC町田ゼルビアが”夢を実現”した。
12月11日、町田市立陸上競技場に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響くと、7268人が詰めかけたスタジアムは歓喜の渦に包まれた。「ゼルビアおめでとう!」「僕たちの夢を叶えてくれてありがとう」―
ゼルビアはこの日、カマタマーレ讃岐と対戦、2―0で勝利し、日本フットボールリーグで3位となり、Jリーグ昇格条件をクリアした。1989年にFC町田のトップチームを結成して以来22年目。ついに夢を実現した。
Jリーグから正式に昇格承認の連絡が届いたのは翌12日。ゼルビアの下川浩之社長、津田和樹主将、石阪丈一町田市長が臨席する中、大東和美チェアマンから電話で連絡を受けた。
下川社長は「ほっとしました」と笑顔を浮かべたが、大東チェアマンから「3年連続で赤字決算になっていることを指摘され、来季こそは黒字に転ずるように言われた。また市と協力し、市民と一体となっているチームはJリーグの中でもまれで、注目していると期待を込めて言われた」という。
ゼルビアはオフシーズンに入ったが、ポポヴィッチ監督の退団も決まり、”J2で勝てる”新たなゼルビア体制を構築している。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|