全国都道府県予選を勝ち抜いた47校が京都・都大路をタスキでつなぐ全国高等学校駅伝競走大会が2011年12月25日、京都市西京極総合運動場周辺で行われた。町田市出身の関根花観選手(仙台育英)、中山将選手(東京実業)が出場し、好タイムを残した。
駅伝を目指す高校生にとって憧れの舞台・都大路。この全国大会の経験を糧に卒業後、箱根駅伝やマラソンなどで多くの選手が活躍している。
女子は21・0975Km(5区)、男子は42・195Km(7区)で競い、仙台育英高校1年の関根花観選手は2区(4・0975Km)で出場。17位でタスキを受け取るものの、序盤から快走を見せ、9人をごぼう抜きし8位でタスキをつないだ。区間も4位の成績(13分08秒)で、関根選手は「走る前は全国大会で緊張したけど、いいタイムで走れてホッとしている」と笑顔で話していた。
関根選手は町田市立金井中学校卒で、昨年4月から宮城県仙台市の仙台育英高校に進学した。寮生活など環境も変わり、ケガや体調不良で満足に走れないときもあったが、一年を振り返り「色々なこともあったけど、全国大会に出場できていい年になりました。来年はもっと上を目指したい」と抱負を語った。
男子2区(3Km)に出場した中山将選手は、町田市立南成瀬中学校卒。高校一年生で今回初出場。中山選手もケガで満足に走れない日が続いたが、11月に行われた都予選や関東大会で好成績を残し、一年生ながら全国大会に抜擢された。
「レース前はとても緊張したが、顧問の先生や周りの方々のサポートがあり、体調も万全で臨むことが出来た。2区というスピード勝負の区間であったが、持っている実力を存分に発揮でき最後まで楽しめた。全国の舞台は自分にとってとても良い経験になったので、これを次に繋げたい。新年から新体制になったので、チームを引っ張る立場としても成長していきたい」と中山選手。2区の成績は8分43秒。
仙台育成は関根選手の活躍もあり、全国3位。東京実業は30位。
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