町田市商店会連合会(柳沢秀秋会長)が被災地の宮城県石巻市の商店街と連携して相互交流を図るイベントを開催する。1月28日(土)、29日(日)に、ぽっぽ町田イベント広場に石巻の物産や模擬店などが並ぶ。
このイベントは地域商業活性化を通じた被災地支援事業の一環で、昨年12月に石巻市のアイトピア商店街連合組合から同連合会に「町田のにぎわいを被災地復興のために協力してもらえないか」という依頼を受け、事業がスタートした。
イベントは町田市と石巻市で同時に開催され、町田市では石巻市の物産販売を行い、石巻市では町田の物産販売や町田エイサーチームが訪れ、石巻の会場で演舞を披露する。
また、被災地の現状や被災者の声を届けようと、インターネットで両イベント会場をつなぎ、来場者へのインタビューや復興の状況などをライブ中継する。正しい情報を交換することで相互のコミュニケーションを深める。
町田会場では、両日とも石巻の海産物などの物産販売や、石巻焼きそばなどの模擬店も出店する(午前10時30分〜午後3時)。
石巻会場は被災を受けたイベントスペースを活用し、エイサーチームのほかラーメンや洋菓子、ハム・ソーセージなどの専門店が出店する。
柳沢会長は「石巻から依頼を受け、『我々にできることなら』とこちらからもお願いした。5年、10年先の交流を見据えて活動していきたい。町田の商店のにぎわいが復興に役立てたらうれしい」と語り、今年3月にも同様のイベントを開催するという。
■(問)【電話】042・723・6900町田市商店会連合会
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