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町田版 公開:2012年1月26日 エリアトップへ

町田市議会 審議過程をより透明化 新庁舎により改革加速 電子表決・委員会中継導入

政治

公開:2012年1月26日

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 町田市議会(川畑一隆議長)では、議会運営委員会(田中修一委員長)や町田市議会改革調査特別委員会(齋藤祐善委員長)で議会での審議内容がより分かりやすく市民に伝えられるように改革が進められている。

 町田市議会は、本会議での電子表決や常任・特別委員会のインターネット中継を行うことを決めた。開始時期は本会議場が新庁舎に移転する7月以降で、9月定例会から導入する見込み。この2つは新庁舎が完成し、設備が一新されることを受けて実施するもの。

 電子表決導入により、議員が議案に賛成または反対したのかが明確になり、市民が各議員の意見や考えが理解しやすくなる。これまで表決は議員の起立で賛成反対を確認してきたが、今後はより明確になるため、各議員の表決結果を議会だよりや市議会ホームページに公開することとなった。 インターネットによる議会中継は03年から本会議に限って実施してきたが、常任・特別の各委員会も中継され、本会議で表決されるまでの議案の審議内容がより透明になる。常任委員会中継は都内では初の試み。

 ほかにも、委員会での請願審査の場で議員間討議も施行される。これまでは執行部(行政)や請願者へ市議会議員が質問したり意見を述べたりしていたが議員間討議により委員会開催中に、市議会議員同士で意見を述べあうことができ、より審議を深められ市民に分かりやすくなる。

 また議決事項範囲も拡大され、地方自治法改正により議決する必要が無くなった市の基本構想についても議会で議決する条例が成立した。

 審議過程の透明化は市議会ホームページにも反映され、議会の審議・審査内容が分かる「議案のカルテ」を掲載し、いち早く市民が委員会での質疑・応答や討論内容、審査・議決結果が分かるように工夫されている。
 

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