町田市はこのほど、隣接する川崎市と図書館の相互利用協定を締結した。これにより両市民は相互に図書館で図書や雑誌、視聴覚資料の貸し出しサービスを受けられるようになる。利用開始は4月1日。
この協定は、今年10月に鶴川駅前図書館が開館するのを受けて、両市で検討されていたもので、小田急線鶴川駅を利用する川崎市民からの要望が多かったという。サービス開始により、年間2000〜3000人の川崎市民が利用する見込み。
町田市民は13の全川崎市立図書館を利用することができ、川崎市の蔵書約200万冊と合わせて300万冊の利用が可能となる。また両市の移動図書館も利用できる。
利用するには新たに窓口での登録が必要で、身分証明書を持参すれば4月1日から登録できる。ただし、他市の蔵書を予約することはできない。
町田市はすでに、他市との図書館相互利用を実施していて、相模原市をはじめ、京王沿線の八王子、府中、調布、日野、多摩、稲城の6市と協定を締結し、川崎で8市目となる。
町田市は現在、隣接する横浜など他市との図書館相互利用は検討していない。
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