町田市在住のフォトジャーナリスト石川梵氏の写真展「The Days After―東日本大震災の記憶」が武蔵野市立吉祥寺美術館で行われる(4月1日(日)〜5月13日(日))。
石川氏は世界を震撼させた大地震と大津波が東北を襲った3月11日の翌日、セスナ機で被災地に向け飛び立ち、空撮を終えすぐに陸路で被災地に向かった。震災直後の被災地取材は60日におよび、生々しい光景が写真集「The Days After―東日本大震災の記憶」(飛鳥新社)に収められ、大きな反響を呼んだ。取材はその後も続けられ、震災後1年を迎えるまでの被災地の様子が写真展で展示される。
「今回、吉祥寺美術館で写真展が開催される運びとなりました。一写真家の作品が美術館という大きな器で、これだけの規模で展示されることは大変光栄です。震災から1年を経た被災地。テレビや新聞では伝わりにくく、一写真家が捉えた心の目で、一緒に震災というものを見つめていただければと思います」と石川氏。
また4月14日(土)には講演会「震災から1年―子どもたちからのメッセージ」も行われ、陸前高田市立竹駒小学校の児童たちが撮影した写真とメッセージを交え、石川氏の眼を通し被災地の一年を振り返る。午後2時〜3時30分、定員90人(要予約・先着順)。入場無料だが美術館入館料100円が必要。申込みは4月2日より同美術館で。
問い合わせ・申し込みは武蔵野市立吉祥寺美術館(京王井の頭線・吉祥寺駅徒歩3分・専用駐車場なし)【電話】0422・22・0385へ。
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