町田版 掲載号:2012年4月26日号
  • googleplus
  • LINE

町田消防署長に就任した 原 修さん 市内在住 56歳

減災・防災に力尽くす

 ○…「東日本大震災を決して忘れてはならない。しかし参考にするとなるとピントがずれてしまう」。大切なのは地域に合わせた教訓や心構え。「首都直下地震の対策を考えるのが重要」。2008年、中国四川省沖地震派遣で5階建ての学校へ救助に向かったときのことが印象に残る。1、2階が座屈し、外から見ると3階建てのようになっていたが、潰れた1階の教室に入ると机の下には人が入る空間がしっかりとあった。「机の下にもぐり、身動きをとらなかった方が生存した事実を知って欲しい」。阪神大震災、スマトラ島沖地震など、様々な地域で派遣救助を行った現場の経験を活かしたいと意気込む。

 ○…日本大学の旧農獣医学部を卒業。学生時代は食品工学やバイオテクノロジーを学びながらアマチュア無線に熱中した。「当時は根暗でおたく。体育会系とはかけ離れていた」と微笑む。獣医になろうと考えていたが、いとこの影響もあり東京消防庁へ。「180度異なる世界。消防学校時代、教官の”何も考えるな”という厳しい言葉と顔を今も覚えている」。1978年、入庁当時の深川消防署では現場に立つ不安を感じたというが「今はもう経験できない。寂しいな」と懐かしむ。

 ○…休日は自宅で撮り溜めたTVを一日かけてみる。「最近のTVドラマはリアルで面白い」。2人の娘さんと一緒に見ることも。スマートフォンもお手の物で「AKBのメンバーも沢山知っている。大好きな家族皆でパフェを食べに行くこともあるよ。若い世代と肩を並べたいから」とにっこり。

 ○…減災をするためには家具の転倒防止や食料の備蓄だけでなく、自助共助の心が大切という。「消防署や消防団だけでは行き届かない部分を、地域住民の方で助け合って頂きたい。一般の方でも消化や救助ができます」。前任である尾久消防署よりも管内面積や所有管轄数が数十倍に増えたが、「誠実に力を尽くすだけ」と熱意を燃やす。
 

こんな町田を実現させたい!

町田生れ町田育ちの38歳。河辺康太郎

https://kawabe-kotaro.jp

<PR>

町田版の人物風土記最新6件

佐藤 友義さん

造園業(株)ニワバンの創業者で、いずみ浄苑にローズガーデンを創った

佐藤 友義さん

2月15日号

杉山 大季さん

町田市で初開催のビジネスプランコンテストで大賞を受賞した

杉山 大季さん

2月8日号

酒井 美登さん

子どものころに聞いた懐かしい音を再現させているピアノ調律師の

酒井 美登さん

2月1日号

小川 洋一さん

長泉寺の副住職で町田市仏教会の会長を務める

小川 洋一さん

1月25日号

鳥尾 匠海さん

第71回全日学生音楽コンクール全国大会で1位になった

鳥尾 匠海さん

1月18日号

三沢 亮介さん

町田青年会議所の第51代理事長に就任した

三沢 亮介さん

1月11日号

町田版の関連リンク

あっとほーむデスク

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年2月15日号

お問い合わせ

外部リンク