神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2012年7月5日 エリアトップへ

12月に開催する「相原で第九のある音楽祭」を主催するオペラ季節館の代表を務める 伊勢谷 宣仁さん 63歳

公開:2012年7月5日

  • LINE
  • hatena

音楽で地元に元気を

 ○…「音楽の楽しさを市民の皆さんと共有したい」。12月に『相原で第九のある音楽祭』を開催する。ショーを見せる立場でありながら、その舞台を作る過程にある楽しさ、難しさを一般の人に知ってもらうことで、「自分たちの活動を理解してもらい、一緒に楽しめる土壌ができれば」と期待を寄せる。「プロの声楽家、ダンサー、演奏家が支えながら、一般の人に舞台に上がる醍醐味を味わってもらえれば」 

 ○…北海道網走郡大空町出身。魚釣りなど大自然の中で楽しんだ。小さい頃から音楽が好きで、高校時代はブラスバンドでクラリネットを担当。そして国立音大へ。クラリネット演奏で入学したが、オペラの奥深さに魅せられ、演出、脚本などを手掛けるようになる。「オペラは文学であり、舞台演出であり、素晴らしい音楽があり、まさに舞台芸術の全てが含まれている」

 ○…作曲、演出、脚本、舞台コーディネート―。様ざまな顔を持ちながら舞台表現に携わる。これまで文化庁や大手企業の依頼を受け全国・海外でオペラ・ミュージカルなどを企画・演出してきた。また坂東玉三郎氏のリサイタルや野村万作氏の狂言も手掛けた。「アイデアはどんどん湧いてくるが、形にしていくのは難しい。『観てくれる人に喜んでもらえる』ことが第一」と演出・コーディネートは観客の目線で挑む。

 ○…2006年、「地域の人にもっと音楽を知ってもらいたい」と活動拠点を新宿から町田に移し、市民参加型公演を始めた。男声合唱の「SAMURAI」女声合唱の「MEGAMI」を市民とともに立ち上げた。大人だけでなく子どもたちにも楽しさを教える。「どんな人でも音楽が聞こえない一日はないからね」という。「音楽は士気を鼓舞し、心に訴える道具」。今後も音楽・舞台芸術を通して人を元気づけ、活動を広げていく。「もっともっと多くの人たちと出会い、色々なことを演出していきたい」
 

町田版の人物風土記最新6

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

綾野 光紘さん

近隣団体と組んだ盛り上げが評価された山崎団地名店会の会長を務める

綾野 光紘さん

下小山田町在住 41歳

3月21日

木目田 英男さん

町田市議会の第40代議長に就いた

木目田 英男さん

成瀬が丘在住 49歳

3月14日

田村 菫さん

町田ダリア園の花をモチーフにしたクッキーを手がける

田村 菫さん

町田市内在住 24歳

3月7日

清原 惟さん

監督・脚本を務めた映画「すべての夜を思いだす」が3月に公開される

清原 惟さん

多摩市出身 31歳

2月29日

佐藤 康行さん

町田市薬剤師会の会長で、医師らと地域向けの「出張勉強会」を開いている

佐藤 康行さん

小山町在住 65歳

2月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook