玉川学園 3校でフラッグアート 秋から年明けに順次公開
市立南大谷中学校の1年生150人が8月29日〜31日の3日間、美術の時間にフラッグアートに挑戦し、36枚の旗にペイントを施した。完成した作品は来月から来年1月にかけ、川の沿道や駅前通りを順次彩ることになっている。
同校のフラッグアートは2009年、玉川学園の80周年を記念イベントの1つとして始まって以来、今年で4年目を迎えるもの。町内会や商店会などが協賛し、玉川大学芸術学部ビジュアルアーツ学科の教員・学生が毎年、指導協力にあたっており、同大学の高橋愛助教は「教職コースで学ぶ大学生にとっても、教育実習の前に授業を経験できる貴重な機会です」と語る。
大谷中では「オーロラ」をテーマに製作。多彩な色彩のグラデーションを霧吹きで絵具を吹き付けて表現し、周年数の「84」を思い思いに描いた。生徒を手伝った玉川大学芸術学部3年生・平井和美さんは「自分では思いつかないような発想が次々に出てきて、自由さを感じた。1時間があっという間でした」と振り返った。
昨年からは、同校のほか、市立町田第五小学校・南大谷小学校も参加しており、今年も10月・11月にそれぞれ製作を予定。3校併せての作品数は約80枚に上るという。
完成した作品は10月1日〜31日と12月1日〜26日の期間は恩田川の遊歩道に、11月1日〜15日と2013年1月16日〜31日の期間は、玉川学園大通りと同駅前商店街遊歩道に掲げられる予定だ。
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