タウンレポート 子どもたちの未来のために 町田市初の放射能市民測定室「はかるーむ」
「市民が自分の食べる物の放射線量を測ることができるように」と町田放射能市民測定室「はかるーむ」で10月24日、測定器の搬入とメーカーによる使用説明が行われた。
この施設は市民有志で結成した「原発を考える会」や、放射能の不安や子どもの未来を心配する母親たちが運営しているもので、当日は福島産玄米の測定テストも行われた。
測定器はEMF211型で限界値1ベクレルまで細かく測ることができる。「国の基準値が高く、さらにあいまいなので、自分の口にするものを自分たちで納得して食べられるように」と設置理由を話す。同団体で試験期間を設け、来春には一般市民が持ち込んで測定できるように準備を進める。測定は1kgあたり1000円を予定している。
代表は明治大学名誉教授の藤井石根氏。測定室の住所は玉川学園7の12の28の205号。当面の問合せは【電話】042・729・5015明日葉(あしたば)へ。
フリマ開催しカンパ呼びかけ
4日(日)、明日葉前駐車場でフリーマーケットが行われる。時間は午前10時から午後4時。「はかるーむ」の測定器の設置にともない、多くの寄付金が集まったが、まだ目標額には到達しておらず、今回の収益金のすべてを購入設置費用に補てんする。
当日は新品同様の家庭用耕耘機や、衣料品、雑貨など様ざまなお得品が並ぶ。
荒天の場合は中止。問合せは明日葉まで。なお、前日まで商品として出せるような家庭不用品を募集している。
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