ライトダウンキャンペーン 「復興」「環境」などをテーマに
町田市は隣接する相模原市と協力してライトダウンキャンペーン「まちだ・さがみはら絆・創・光(ばん・そう・こう)」を2月11日から3月11日まで開催する。ライトダウン運動をこれまでにも行ってきたが、相模原市と合同で行うのは初めて。
このキャンペーンは、1月に実施された「町田市・相模原市首長懇談会」で新たな連携事業として合意されたもの。市民・事業者・行政が協働で行い(=絆)、小さな「消灯」など一人ひとりができることを実践し(=創)、そうした行動を積み重ねてまちぐるみの取り組みをすることで「地球温暖化防止」や「大気環境保全」について考えるとともに、暮らしや事業活動に支障にない範囲で消灯し星を仰ぐ(=光)ことで、大震災からの速やかな復興を祈念して行われる。
実施期間は2月11日から1カ月で、期間中は市民や事業者らに消灯を呼び掛け、最終日の3月11日には、午後6時から8時まで参加市民、事業者らによって一斉消灯が行われる。
町田市は多くの市民、事業者が参加できるように、町内会・自治会連合会や市民団体、町田商工会議所、町田法人会などを通じて、協力を要請している。
また3月2日には、甚大な被害を受けた宮城県石巻市の門脇小学校の児童や教員、保護者らに焦点をあてたドキュメンタリー「3月11日を生きて」が上映される(町田市民ホール、午後6時30分〜、800円、(問)【電話】042・728・4300)。
最終日の3月11日には一斉消灯のほかに、JAXA(宇宙航空研究開発機構相模原キャンパス)と連携し、夜間の光による害についての講演会や、星空観察会が予定されている。
「多くの市民、事業者に参加してもらい、復興、環境などについて考えるきっかけになれば」と町田市。
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