関東で猛威を振るっているインフルエンザ。東京都も1月31日、「流行警報」を発令し、町田市では小中学校での学級閉鎖が相次いでいる。町田市保健所では「手洗い、うがいをしっかり行い、人ごみの中ではマスクを着用して予防に心掛けてほしい」と呼びかけている。
町田市内では、昨年末までノロウイルスなどの感染性胃腸炎が流行していたが、今年に入りインフルエンザ罹患者が急増した。
流行の基準となる感染症発生動向調査では、1月21日からの1週間で警報基準を超えた。この調査は市内13カ所の定点医療機関で、インフルエンザ患者数を週単位で調査するもので、27日には町田市で警報基準である定点あたり30・0人を超え47・9人となった(東京都は41・3人)。前週から急増した。
町田市保保健所は今後も流行が拡大すると予想し、手洗い、うがい、マスク着用などを呼びかけている。
同保健所によると、インフルエンザにかかる年代は幅広く、園児、小中学生のほか、社会福祉施設からも報告を受けていて、今年は特に成人の割合も高くなっているという。
学級閉鎖急増
町田市内の小中学校でも学級閉鎖が相次いでいる。昨年11月、12月には3学級だった学級閉鎖が、1月15日から急増し、2週間で65クラスが学級閉鎖、2学校で学年閉鎖となった。
「うがい、手洗い、マスク着用のほか、室内の加湿(40〜50%)とこまめな換気に気を付けましょう。また規則正しい生活、バランスのとれた栄養、適切な水分補給も、とても大事です。かかってしまったら、早めの受診が大切です。かかりつけ医と相談して下さい」と話している。
インフルエンザに関する問合せは同保健所【電話】042・722・7636
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