内村航平選手、寺本明日香選手などロンドン五輪で活躍した選手らが出場した『第67回全日本体操個人総合選手権』に、町田市在住の内山由綺選手(15)が出場し5位に入賞、6月に行われるNHK杯への出場権を獲得した。
内村選手の6連覇で話題となっている体操全日本選手権(5月11日・12日=代々木第一体育館)。世界選手権への代表などが決まる国内最高峰の大会。
内山選手は今年4月に、町田市立南中学校から町田総合高校に進学した高校1年生。昨年もNHK杯で3位に入るなど2016年に開催するリオデジャネイロ五輪での活躍が期待される注目選手だ。
11日の予選で5位となった内山選手は、翌日の決勝を寺本選手や笹田夏実選手らと同じ第1グループで回り、第2種目終了時には3位にまで成績を伸ばしたが、小さなミスが響き5位となった。
第1種目の跳馬は予選の14・100を下回り13・50だったが、段違い平行棒で予選から0・9ポイント上回る14・150で完璧な演技を見せ、全体でもこの種目で2位と好成績を残した。続く平均台では台上でグラつくなど小さなミスがあり12・550、最後の床は13・850と種目別で2位の成績で大会を終えた。最終成績は54・400。優勝した笹田夏実選手とは1・100差だった。また4位に終わった寺本選手とは0・6差だった。
「全体を通して演技は良かった。ただ、練習のようにできなかったのが残念。平均台はちょっと緊張してしまって小さなミスになってしまった」と振り返った。
5位に入賞した内山選手は6月に行われるNHK杯への出場権を獲得し、「NHK杯では1番がいいけど、まずは練習通りにできることが目標」と意気込みを語った。
内山選手は年齢が満たないため今年の世界選手権やユニバーシアードには出場できないが、「2年後の世界選手権には基準年齢に達するので、今から楽しみ」と目を輝かせた。
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