セミの抜け殻で環境調査 市が協力を募集
町田市内のセミの抜け殻を採集して環境状態を把握する、セミの抜け殻調査が8月1日(木)から9月13日(金)に行われる。
セミは種類によって生息環境が異なることから、抜け殻の分布から自然環境の状況を知ることができる。
調査対象エリアは市内南地区(金森・金森東・鶴間・小川・つくし野・成瀬・成瀬台・南成瀬・高ヶ坂・成瀬が丘)。調査協力対象者は同地区在勤・在学・在住者。モデル校として南第二小と鶴間小の児童もセミの抜け殻調査を実施する。
調査では市が配布する調査マニュアルを参考にして、採集したセミの抜け殻の個数や種類、周辺環境を記録。抜け殻が原寸大で描かれているので、大きさや形を比較しながら種類を振り分けることができる。調査結果は9月20日(金)までに市役所環境・自然共生課へ提出。提出方法は郵送、直接持ち込みなど。
マニュアルは市HP(https://www.city.machida.tokyo.jp)か市役所本庁舎7階同課窓口で入手可能。
なお、市は採集中にクマゼミの抜け殻を発見した際は、同課まで持ち込みを呼びかけている。「クマゼミは本来、西のほうに多い種類」と担当者は話し、クマゼミの繁殖が確認されると温暖化の影響などがわかるという。集計結果は市HPなどで公開予定。(問)同課【電話】042・724・4391
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