法政大学 陸上競技部 出雲で入賞、箱根路に向け体制万全 11月3日(日)に全日本大学駅伝
今年1月の第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で見事シード権を獲得し、来年1月の同大会への出場を決めている法政大学陸上競技部。14日に行われた学生三大駅伝のひとつ「出雲駅伝」で8位入賞の好成績を残すなど、箱根に向けて体制は万全だ。来月3日(日)に行われる「全日本大学駅伝」に向けて調整中の選手たち。そんな中、駅伝にかける思いを坪田智夫駅伝監督と田子祐輝キャプテンに聞いた。
■出雲駅伝の感想は―
〇坪田監督(以下=坪)…1区間の距離が短いので調整ができる大会。状態の良いメンバーと様子見のメンバーを選出したが、皆良い走りをしてくれた。それが入賞という結果につながったので皆の自信になると思います。
〇田子祐輝キャプテン(以下=田)…久々の大会出場で、まず走れたことが嬉しかった。しかし、区間6番目はお粗末だった。3番には入りたかったので悔しさも残る。それを踏まえて次の大会に臨みたい。
■1週間後には全日本大学駅伝ですが―
〇坪…6位に入賞するとシード権が取れます。まずはそこを狙いたいが、結果よりも内容が大事。選手1人ひとりがどういう走りができるかを見極めたい。
〇田…今のチーム状況や結果に満足してはいないが、この勢いでどこまでいけるか楽しみです。ただ、初出場の大会なのでプレッシャーもある。大きな大会を経験していない選手たちがちゃんと力を出せるかどうか。
■「駅伝」について―
〇坪…駅伝は自分との戦いに打ち勝てば結果は必ずついてくるもの。自分たちの力を出し切るための準備を怠らないようにしたい。私の時に比べ、練習量は相当増えているし、それにより選手層も厚くなっていると思う。次は質を高めて、より強いチームにしたい。
〇田…365日きつい練習を共にした仲間とタスキをつなぐのは最高の思いです。「箱根」に懸けてここまでやってきました。最終学年なので、燃え尽きるまで頑張ります。
出雲(6区間44・5Km)の次は、名古屋の熱田神宮から三重の伊勢神宮をつなぐ8区間106・8Kmの全日本大学駅伝に臨む。箱根路へのステップとなる大会。そこで好成績を残し、来年1月の箱根で法政旋風を巻き起こせるか、選手たちの活躍に期待が高まる。
(26日取材)
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